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買った本から借りた本まで色々と触れていきます。
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『眠る線路』
2003年8月25日第1刷 宇井眞紀子 ワイズ出版 4-89830-161-4 定価3,800円+税 高校時代の後輩が贈ってくれた写真集。東京の草生した廃線をたどる一品。 鉄道ファン活動の「廃線鉄」要素が色濃い一冊。 単に往時をしのぶものではない、そうした印象も受けました。朽ちている鉄道施設の中に、力強さのようなものが写し込まれているのです。これには驚きました。私がもし同じ題材で「撮り鉄」をしたとて、「ああ、朽ちてますね」で終わってしまうところ。宇井さんの写真は色々思いをかきたてる一枚一枚になっています。 たまにめくっては、東京在住時を思い出します。歴史を振り返るだけではない、前を向こうという気持ちにさせてくれる面もある不思議な写真集です。 PR 『COMIC鉄ちゃん 1号車(つりコミック9月号増刊)』
2014年9月1日発行 辰巳出版株式会社 雑誌06392-9 定価540円(本体500円) 「祝出発進行~!!夢を運ぶ鉄道マンガ」というコピーが赤い字で記された表紙。JR九州の豪華列車「ななつ星」のイラストが大きく描かれています。 それ相応に力を入れて編集発行したな、という印象は受けました。ただ、それ以上の訴求力に弱いと言いますか、この雑誌ならではの色合いが薄かったのではないかとも思います。また読みたい!そう思わせるだけのパワーが足りなかったとも言えましょうか。 2号が「出発」しなかった、1号きりの雑誌になってしまったという話を聞いています。 私の買うものや愛用するものは、廃番・休止が来やすいという確率論が早々とあたってしまって……。和風に言うならば、私は書籍・グッズにとって「貧乏神」なのかもしれません。 申し訳なさとともに時折、書棚に眠るこの雑誌を眺めるのでした。 『ことでんで行く! ことちゃん&ことみちゃんの高松新発見の旅』
2014年5月1日初版第1刷 株式会社マイナビ 978-4-8399-5085-9 定価1,111円+税 ことでん(高松琴平電気鉄道)のマスコット駅員・ことちゃん、その奥さん・ことみちゃん。 イルカのふたりが、香川での3日間をことでん(とフェリーも!)で巡るという触れ込みの本です。 題名には「高松」とあるものの、市外にも出ていきます。琴平線・滝宮駅の古い駅舎、長尾線・平木にある一般非公開の旧変電施設、などなど。 写真とイラストであふれる、読むというより眺めて何度も楽しめるようなつくり。沿線自治体の図書館にも置いてあったりします。香川の旅のおともにいかがでしょうか。 <<前のページ | | P R
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